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金属メッシュの織り方

金属メッシュの織り方による違い

金属メッシュの基礎知識
技術情報-02

アサダメッシュで製造している金属メッシュには、「平織」 「綾織」 「平畳織」 「綾畳織」 4種類の織り方があります。
それぞれ違いと特徴を見ていきましょう。

平織とは

平織は最も一般的な織り方で、タテ線とヨコ線を交互に組み合わせた織り方です。スクリーン印刷用途では通常平織のメッシュが使用されています。

平織

綾織とは

綾織はタテ線とヨコ線を2本もしくは、3本またぎで組み合わせた織り方です。アサダメッシュでは2本またぎの綾織を製造しています。綾織は、平織よりも目を詰め、より小さい目開きで製織できるため、微細な粒子のふるい分け用には綾織が適しています。

綾織

畳織とは

畳織はヨコ線を詰め畳状に織られた形状で、平畳織と綾畳織があります。通常、タテ線がヨコ線よりも太く、本数はヨコ線よりも少なくなっています。平面的な目開きがない畳織のタテ線とヨコ線の僅かなすき間に気体や液体を通過させることで、高精度なろ過や分離が可能になります。

平畳織
綾畳織