メッシュの後加工

製織だけにとどまらない卓越した後処理技

極細金属線を高精細メッシュに織り上げるアサダメッシュの製織技術は、世界屈指のレベルであると自負しています。しかし、わたしたちの技術力は製織だけにとどまりません。織り上がったメッシュを加工する後処理技術においても、卓越した技術力を有しています。
織り上がったメッシュは、アサダメッシュが独自技術で開発した設備で丁寧に洗浄されます。この工程により、メッシュの孔に詰まった微小な異物を完全に除去します。
さらに、圧延ロール機を使ってメッシュをプレスする「カレンダー加工」という技術により、メッシュの厚みを織り上がり時よりも薄く、かつ織りの力学特性を均一に調整します。この厚み調整技術は印刷膜厚を調整できるため、スクリーン印刷業界では欠かせない重要な加工技術となっています。
ステンレスメッシュにおいては、ステンレス表面の酸化被膜の厚さを調整することで黒色に発色させる特殊な加工も可能です。