LANGUAGE

トンキャップ織とは

目詰まりが飛躍的に減少、
特殊目開き形状ふるいメッシュ

金属メッシュの基礎知識
技術情報-10

アサダメッシュには、RO-Sieveというラインナップがあります。こちらは、トンキャップ織といわれる、網目が長方形のメッシュです。

RO-Sieve

RO-Sieveは通常正方形である目開きを長方形に製織した金属メッシュです。長方形の目開きは粒子とメッシュの線の接点を減少させることができるため、特に球状粉体のふるい分け効率向上に効果的です。
またRO-Sieveはヨコ線のメッシュ数を少なくしているため、平織の同じメッシュ数と比較し開口率を高くすることもでき、太い線径を使用できるため、強度が高くなり、耐久性を上げることも可能です。

RO-Sieve 顕微鏡写真

通常のメッシュとの違い

長方形目開き

製品コード 目開き(mm) メッシュ数(本) 線径(mm) 開口率
RO-16/20 tw 0.016 × 0.020 795 × 700 0.016 27.7%
RO-20/24 tw 0.020 × 0.024 635 × 577 0.020 37.4%
RO-25/32 tw 0.025 × 0.032 500 × 445 0.025 28.1%
RO-25/36 tw 0.025 × 0.036 500 × 416 0.025 29.5%
RO-25/40 tw 0.025 × 0.040 500 × 392 0.025 30.8%
RO-38/61 tw 0.038 × 0.061 374 × 279 0.030 41.8%
RO-45/53 0.045 × 0.053 330 × 300 0.032 36.4%
RO-45/72 0.045 × 0.072 330 × 244 0.032 40.5%
RO-43/41 tw 0.043×0.041 325 × 332 0.035 29.7%
RO-60/62 tw 0.060×0.062 250 × 248 0.040 36.7%
Scroll Side

目開きの違い