目開き精度

精度の高さで分級精度が向上
超高精度目開き金属メッシュ

ふるい(篩)・フィルター
技術情報-02

メッシュを使用したふるい分級の精度を高めるためには、メッシュの目開き精度そのものを高くしなければなりません。特に、試験用ふるいは、粒子径分布測定に使用されるため、より高い精度が求められています。
近年では、自動車産業においても、EV向けリチウムイオン電池の需要が増加しており、高い精度で電極材を分級し、異物を確実に除去することが要求されています。
長年に亘り、市場で使用されてきた目開き50µm前後のふるい用メッシュも、今まで以上に目開き精度や表面状態で高い品質が求められています。

当社製品と海外メーカーとの目開き精度比較検証

アサダメッシュは独自の織り技術により、目開きの高精度化を実現し、JIS規格やASTM規格よりも厳しい規格で製網しており、試験ふるい用メッシュにも採用されています。
下記は海外のメッシュメーカーとの目開き精度の比較データです。(目開き43µm 0.035mm×325メッシュ)

ASADA MESH
他社A
他社B

検証

当社製品、中国製品、欧州製品の目開きをそれぞれ1,500ヵ所(右500、中央500、左500)測定しました。

結果

当社製品は左右どのエリアでも、海外製品と比較し、ばらつきが小さいことが確認できました。

目開き精度比較